Shogakusha’s blog

大学生が勝手気儘に書き散らかす予定のブログですが全然続いていません

IELTS初受験の結果が出たのでダラダラ分析(言い訳)っぽいことをする

試験結果が出た

つい先日,留学準備のため初めて受けたIELTSの結果(8月25日受験)が出た.

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英語能力試験を受けるのが3,4年ぶりだった上に,試験会場で受付を終えるまで本当に試験の申し込みが正しく完了されたのか不安で仕方なかったり色々と不安要素があったが,一応自分が留学したいと思っている大学の語学力要件であるOverall 6.0はクリアできたのでよかった.しかしWritingとSpeakingが低い,低すぎる.というわけでまずは点数の低かった二つのセクションの分析(言い訳)をしたいと思う.今週末に出願前最後の受験をするのでやっておいて損はないはずだ.

ちなみに試験対策は

【音声ダウンロード付】IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集

【音声ダウンロード付】IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集

 

この本の各セクションの問題形式の紹介と練習問題的なものだけ取り組んで(なので実質本の半分も触れていない),IELTSの出題形式の把握のみを行なった.この点においてはとても有用な書籍だと思う.いい加減何でもかんでもノー勉で乗り越えようとするメンタリティは卒業したいが,多分無理だろう.

WritingとSpeakingについて

Writingをやっていた時は尿意が限界に達していたので,それがなければ 6 以上は取れていたと思う.本当に集中力が尿意を我慢する方に持っていかれてしまって文章を書くどころではなかったので,まずはそっちをどうにかした方が点数アップが期待できそうだ.そういえば高3の時にTOEICを受けた際も後半尿意に襲われ,集中力が切れてReadingのラスト10問は空欄にしたせいもあり,Listening 490点に対してReading 410点という残念極まりない点数分布になった.尿意は恐ろしい.また,制限時間内に論理的な文章を英語で書くという訓練をほとんどしたことがないので(実際大学の英語の授業でも1週間ほどかけて課題レポートに取り組むことの方が多い)その練習もやらなければいけないし,そもそも語彙力も高くないので,単語帳にも取り組まなければならない(ちなみにTOEFL用の単語帳は3年前に買って半分ほどしか手をつけていない).詰まる所,基礎力が足りていない.

Speakingは恐らく1〜2分の長さが要求されるスピーチを56秒ほどで終わらせてしまったところとか,文法上の些細なミスとか,細かなミスが減点対象になったのだと思う.実際ちょくちょく(言語的にも内容的にも)要領を得ない返答をしていた記憶がある.英語で会話したのが一年弱ぶりだったというのも,返答の覚束なさの原因だったと思う.こればかりは誰かの助けが必要なので,大学の授業が始まったら去年お世話になった英語の先生に助けを求めたいと思う.面倒くさがりなので,実際やる気になるかどうかは別の話である.

 

インプット系セクション・アウトプット系セクションでここまで点数が違うとむしろ対策しやすいのだろうけど,如何せん後者は一人でどうにか点数を上げられるようなものでもなさそうなので,もっと長期的な試験対策が必要なのだろう.なんとも当たり前な結論である.

次は点数が良かった方のセクションの言い訳だ.

ListeningとReadingについて

Listeningは予想通りの点数だった.ただ,実際どこを間違えたのか自信がない.最後の穴埋め問題で明らかに聞き逃した箇所が一つだけ思い当たるのだけど,それ以外は特に心当たりがない.試験中は日常生活での会話の方が自信がなかった.と,ここまで書いて思い出した.確か二人の学生(男女)が授業か何かの発表の打ち合わせをしている音声が流されて,イルカの種類とそれに当てはまる説明文を選択する数問が一番自信がなかったのだ.もっとイルカについての勉強をしようと思う.

Readingは満点だったので特に反省する事はないが,万が一この記事を見てくださっているIELTS受験希望者がいた時のために,何か記しておこう.

Readingでは中学高校英語でよく見た,所謂「True or False 問題」に近いものが出題される.文章の内容と出題された項目が一致しているか否かが理解できれば難しくはないし,わからなくても正答率50%のサービス問題のようなものだ.しかしIELTSでは True, False の他に Not Given という選択肢が追加されていて,このせいで問題が一気に難しくなっている.単純に本文中で言及されていないものはNot Givenと答えればいいのだが,「True or False 問題」に慣れている身からすると,「本文で言及されていないもの」と「間違っているもの」の区別がつきにくい.ちなみに自分は先に挙げた問題集でこの問題に取り組んだ際は全問間違えて「こりゃヤベェ」と思った.実際の試験でこの問題に解答する時は「うーんそんなこと本文に書いてあったっけ…ないなぁ」と感じたものは全て Not Givenと書いた.それが上手くいったのだと思う.

このセクションで意識したのは「とにかく速く読む」ことだ.この試験の2週間ほど前に大学でWritingとReadingのプレテストを受けた時に,Readingでは単語力がさほど求められていないことに気づいたので,いかに速く文章と問題に目を通せるかに重点をおいた.文量がなかなか多いので,支給されたロケット鉛筆片手に「固有名詞(特に人)」「数字」「そのパラグラフでキーワードになりそうな単語」に丸をつけたり下線を引いたり,いかに速く文章の内容を頭に入れ,問題文を読んでからすぐに参照しやすくするかに全力を注いだ.特に文章が学術的(ほぼそうなのだけど)だった時は,「学説」と「それを提唱している学者」を後で見て一瞬で結びつけられるようにひたすら学者の名前に丸をつけて,学説に関する文章に下線を引いた.これでセクション全体の解答がスムーズになり,解答の見直しをする時間を15分ほど取ることができた.

結構自信満々に書いているけども,多分同じことはいろんな問題集とか他の人のブログで言及されていると思う.

最後に

まず,最低限の点数を取ることができてホッとした.取れなったら留学の出願すらできなかったから.まあ,まだGPAという厄介な(それももう手遅れな)問題が残っているのだが,そろそろ春学期の成績開示の時期なので震えて待ちたいと思う.

このブログではとりあえず各セクションをざっと振り返ってみた.忘れていたイルカの問題について,キーボードをカタカタしている途中に思い出せたのは大きな収穫だと思う.ブログやってて良かった,全然続いてないけど.