Shogakusha’s blog

大学生が勝手気儘に書き散らかす予定のブログですが全然続いていません

9月になってしまったこと

ボケーっとしていたら9月になってしまった.7月の下旬から夏休みが始まって,ダラダラしたり遊んだりインターンに行ったりゼミの合宿に行ったりダラダラしていたらいつの間にか8月が終わってしまった.

今年の夏はものすごく暑くて,外に出る気力すら起きなかったという点で今までの人生で一番嫌な夏だった気がする.体にまとわりつくような不快な暑さだった,毎年東京はそんな感じな気がするけれど.

夏という季節が持っていた特別感はいつの間にかなくなってしまった気がする.小さい頃は蝉の鳴き声が聞こえるようになると「夏が始まったんだ!」と感動していたというのに.

小学校高学年から中学校卒業まで住んでいた長野県は,なぜか夏休みが物凄く短かった.2・3週間で終わった記憶がある.あまりにも短いので,ラジオ体操に行ったりプールに行ったり虫取りをしたり,夏が一番好きな季節だった自分は「俺たちに残された時間は少ないんだ!」と言わんばかりに色々なことをやった,宿題はやらなかった.大好きな昆虫たちがいたるところにいて,山も田んぼも綺麗な緑色をしていたのを今でも覚えている.

夏が好きということは,夏が終わることが嫌いであることと同義だ(多分).自分にとっては7月が夏の始まりで,8月が夏の終わりだったので9月になるのが嫌で仕方がなかった.加えて8月から9月になるのはものすごく機械的で,ただ8月31日が終われば9月になるというのが自分の気持ちを蔑ろにされている気がして気に入らなかった.

ただこれは今でも変わらない.今年もなんだか唐突に「はい9月でーす.夏が終わりましたーもう秋でーす.」と言われたような気がする.今年になってこの断絶された感じが妙に気に食わないので,8月の終わりを受け入れて9月を迎える儀式を勝手に作るしかない気がしてきた.8月31日に高尾山に登るとかでいいか.